◆ファイナル・デスゲーム ☆
相当ひどい映画だった!タイトルはファイナルデスティネーションのパクリで、「ジュマンジのダークサイド版!」みたいな煽り文句がパッケージには書いてあったので、ジュマンジもファイナルデスティネーションも好きだった私は思わず手に取ってしまいました。
なにがつまらんかったって、ゲームのルールがセーフかゲームオーバーかの二択しかないということ。ジュマンジみたいに双六式のゲームで1マスずつコマを進めていくんですが、そのコマが「なにも起こらない」か「死ぬ」の二種類しかないガッカリ仕様。ジュマンジみたいにその都度なにか恐ろしいことが起きるのかと期待するじゃないの……普通……。実際にボード広げてゲームしてたシーンも少ししかなかったし。仮にもホラー映画だというのに、死人どころか血も出ないジュマンジのほうがよほど観ていてハラハラしました。
◆フッテージ ★★★★
パラノーマル・アクティビティと同じ監督。面白かったです!
「フッテージ」とは、編集されていない映像素材という意味だそうです。主人公のホラー小説家はネタ探しのために一家が首吊りした家に引っ越し、屋根裏部屋で8ミリを発見する。そこには何件もの一家殺害の様子が映っており、やがて主人公の一家も……てなストーリーなんですが、「リングっぽいねー」という意見をきいて、なるほどと思いました。確かに映像を媒体にして死が連鎖していくというのもソレっぽいし、不気味で不安感をあおる音楽とか事件の謎解き要素とか、演出もリングっぽい雰囲気がありました。
よくあるといえばよくあるストーリーではあるんですが、すっきりまとまっていてお話として面白かったです。あと過激なホラー描写はないんですが(時々音でビックリさせるシーンはあるけど)、8ミリという小道具と音響の関係で、全体的に不気味で気味悪い空気が流れていてそこもすごくよかった。
◆ボーン・アイデンティティ ★★★
エリジウムでマット・デイモンが好きになったので、彼目当てに観てみた映画(ミーハー)。若いなぁ。そして初見がエリジウムのハゲ(スキンヘッド)だったのでどうもツルツルのイメージがあったんですが、この映画だと普通に髪があって違和感が!というかむしろスキンヘッドのほうがイレギュラーだろうけど(笑)
ボーンシリーズは三部作らしいですが、その一作目だからか、アクションも少なくおとなしい印象を受けたかも。スパイものかと思ってたんですが、元スパイが雇い主から逃げ回るお話だったので意外でした。
とりあえず全シリーズ観ないとな~。
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それからものすごく今更なんですが、ブログトップに映画感想のネタバレについて書いておきました。劇場公開が終わったものはネタバレオープンなので、ご注意ください。
エリジウム観たときに予告でやってた、「47RONIN」が気になります。タイトルみたときはなんのこっちゃwと思ったけど、冬公開で47ってことは忠臣蔵ネタかな?そしてなによりも私の真田広之が……!!しかも髭の浪人姿だったのでわー楽しみ!
ちなみに主演はキアヌ・リーブスっぽいんですが、そうなると真田さんは悪役なのかな?
もうひとつ絶対観たいなーというのは、12月公開の「ウォーキング ウィズ ダイナソー」。全編CGの恐竜映画。恐竜は大好きです。「アース」みたいなドキュメンタリーでなくて、普通に物語っぽいからどんなのかなーと楽しみです。
あとはSAWの監督の「死霊館」も気になると言えばなるけど、SAWみたいなサスペンスじゃなくてオカルトホラーっぽいから劇場では観ないかな……というか私はこういう心霊系が苦手というのもあるし。そもそもスプラッタも苦手だし、ホラーはもともと得意でもないんですが。。。(笑)たまにスリルを求めて観たくなってしまう不思議。あとホラーに目覚めたのはやっぱりSAWの影響だなぁ。初ホラー(スリラー?)がSAWだというのはけっこう刺激が強すぎたような気もする(笑)