キャプテン・ハーロック ★★★☆
原作は未見。フルＣＧアニメで声も俳優がメイン……ということでそんなに期待はしてなかったんですが、映像も綺麗だったし声も違和感なくて、とてもよかったです。ＳＦ、メカ、宇宙、海賊などの設定が好きなので世界観も好みでした。ハーロックのデザインかっこよかったなぁ。久しぶりにイケメンにときめいた（笑）
そんなんで雰囲気は良かったんですが、キャラ設定というか脚本というか、オイオイ的なところが多かった気はした。
まずハーロックのメンタルが弱すぎてびっくりした。地球ぶっ壊したのおまえかよｗｗｗという衝撃。しかもその引き金になった出来事もよくある権力者のちょっとした横暴というか裏切りで、仮にも無敵艦隊を指揮していたエリート軍人がそんなことでプッツンして惑星規模の破壊行動に出るというのがぶっとびすぎてた。
一緒に観に行った母にそれを話したら「親友が死んじゃったのが辛かったんじゃない？形見の土に話しかけたりしてたし」と言われたので、なるほどどれが心の傷に……と思ったけど、親方にしてはメソメソ系だなぁという感は否めない。
主人公も行動に謎が多かったなぁ……。兄貴との確執が主題だったんですが、そのキッカケというのが、
お母さんが好きだった地球の花を火星？でも咲かせたい
↓
でも枯れちゃう
↓
主「そんなはずない！」
↓
主人公、温室の変なハンドル？を回す
↓
ちゅどーん
↓
兄貴・下半身不随
幼馴染の女の子（将来の兄嫁）・植物状態
主人公・負傷するも完治
で、そりゃお兄ちゃん怒るわｗｗｗてなもんでした。なんでいきなり温室が爆発したのか唐突すぎた。。。
主人公は罪悪感からかはじめは兄の命令通りにハーロック暗殺のための工作員として動くんですが、途中でハーロックたちにほだされて味方についたり、でもやっぱりハーロック悪いやつだって兄貴側についたり、だけど最終的には「間違ってた！地球はまだ生きてる！」ってハーロック側に回ったりと、フラフラしすぎや！
唯一兄貴は最後まで主義主張が一貫していてよかった。
ごちゃごちゃ言いましたが、続編があるのならまた観に行きたいな～と思うくらい面白かったです。
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