横浜そごうの幽霊と妖怪画展にいってきました。

もともと古典全般が好きなんですが、中でも江戸、更に妖怪画が大好きなのでとても面白かった。
最近ホラー映画をよく観るので、日本と外国(西洋)との幽霊・化物感の違いを考えると面白いなあと思った。日本で霊と言ったら円山応挙の女の幽霊画のように、足がなく透き通った霊魂のような姿が一般的なのに、西洋ではそういうもやっとした幽霊ってあんまり見ない気がするなあ。とりあえずなんでもゾンビが出てくる。土葬と火葬の違いなのかなとも思ったけど、日本も火葬になったのはわりと最近らしいので、なんで日本は死体が蘇ってゾンビにならないのかなーと不思議です。
そういう視点でホラー映画を観ても面白いかもと思った。
あと、貞子は日本の幽霊の基本を踏襲した姿なんだねと友達が言っていて、なるほどなーと思った。貞子の白装束で長い黒髪は円山応挙の幽霊画そのものだし、井戸から出てくるのもお菊さんの幽霊と同じシチュエーションですよね。しっかり基本を抑えてたんですね〜。面白い。
展示は意外にボリュームがあり、見応えがあった。どっちかというと幽霊がメインで、妖怪は少なめだったかな?
あと、YKI48総選挙とかいう、48種類の化物の中から推しメンを投票するという企画があった(笑)
YKIってなんの略だ…て思ったら、YOUKAIか(笑)
そのあとはぶらぶらしたりお茶したりで、ずっとしゃべり続けていた(笑)
ここ最近ちょっと鬱々としてたり不眠だったりと不調気味だったんですが、久しぶりに友達と会ったら元気になりました。
展示も5月の貴婦人と一角獣展以来だから、久しぶりだったなあ。やっぱり楽しいです。次は10月のミュシャ展に行きたいなあ。
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