◆ミラーズ ★★★☆
面白かった。鏡ネタは苦手なのに怖いもの見たさでつい気になってしまいます(笑)でも想像してた鏡の怖さとは違ったかな。心霊写真のように、鏡の中に不気味なものがさりげなく映っている…という陰湿な怖さを想像してたんですが、この映画の場合は怪しいものモロ出しだったのでそこまで恐怖は感じなかった。
R指定なかったから油断してたんですが、主人公妹の顎裂きシーンはけっこう強烈でした。ソウが好きだと言っておきながらアレですが、やっぱりグロシーンは苦手だなあ…
結末は主人公無事生還と思わせて実は鏡の世界に取り込まれてしまって……というハッピーに見せたバッドだったけど、こういう後味悪いホラーも好きです。特に、鏡の世界に入ってしまう……という展開はなんとなくファンタジーというかロマン?を感じてしまいます。
◆グレイブエンカウンターズ2 ★☆
よく覚えてないけどあんま面白くなかった。。。(笑)前作の完全なる続編でした。作中では、前作は映画だけど本当は実話という設定で、今作では映画学校の学生がそれの謎を解くというストーリーなんですが、ホラー描写は前作とほとんど同じという…。相変わらずの異次元病院だったりゾンビが襲ってきたり、果ては亜空間に吸い込まれたりしてて、一応実話という設定なんだからもうちょっとリアリティのある演出にしてもよかったんじゃあ……とおもた。それは前作も同じですが。。。(笑)
◆サイレントヒル ★★★☆
ゲームは未プレイ。サイレントヒルの灰色の街並みとか、サイレンが鳴った後の裏世界の様子とか、雰囲気はとても好きでした。原作のゲームを意識しているのか、裏世界のいかにもダンジョンといった空気感は燃えました。探索する主人公を俯瞰するようなカメラアングルもゲームっぽくて、いい雰囲気でした。
なので序盤は面白かったんですが、後半はちょっと退屈な感じがしてしまったなあ。個人的に、定期的に訪れるあの裏世界からどうやって逃れて克服していくのかというところが気になっていたので、アッサリと安全圏の教会に辿り着いてしまって少し拍子抜け。
しかし意外とグロくてビビりました。あと女警官が可哀想すぎた。子どもの頃に観てたらきっとトラウマレベル。悪者にボコボコにされて死んでしまった…と哀しんでたら実は生きていて、よかったーと安心したら今度は拘束されて今にも火炙りに…!ていうシチュエーションだったから、どうせギリギリで主人公が助けにくるんでしょと油断してたら本当に火炙りにされて殺されたので焦った…。
世界観が好みだったのでゲームもやってみたいですが、古いからちょっと厳しいなあ。映画も2006年とけっこう古くて、CG処理に時代を感じました。
あとエンディングは、ミラーズみたいに生還したと思いきや異世界に取り込まれていて……というバッドエンドだったんですが、映画の雰囲気と合っていてハッピーエンドよりもよかったです。
◆サイレントヒル リベレーション ★★
前作の続編なんですが、後付け設定のオンパレードで何がなにやら…まったくの別物ですね。ただクリーチャーとグロがやりたかっただけだろうと。あとナース軍団か(笑)今回はいやーんあ~ん囁きながらメッタ刺しにするというオプション付き。
ゲーム未プレイなので、原作を知っている人からすればまた違うのかなぁ……とも思うのですが、前作とはあまりに雰囲気とか世界観が違っていて残念。
◆ファイナル・デスゲーム ☆
相当ひどい映画だった!タイトルはファイナルデスティネーションのパクリで、「ジュマンジのダークサイド版!」みたいな煽り文句がパッケージには書いてあったので、ジュマンジもファイナルデスティネーションも好きだった私は思わず手に取ってしまいました。
なにがつまらんかったって、ゲームのルールがセーフかゲームオーバーかの二択しかないということ。ジュマンジみたいに双六式のゲームで1マスずつコマを進めていくんですが、そのコマが「なにも起こらない」か「死ぬ」の二種類しかないガッカリ仕様。ジュマンジみたいにその都度なにか恐ろしいことが起きるのかと期待するじゃないの……普通……。実際にボード広げてゲームしてたシーンも少ししかなかったし。仮にもホラー映画だというのに、死人どころか血も出ないジュマンジのほうがよほど観ていてハラハラしました。
◆フッテージ ★★★★
パラノーマル・アクティビティと同じ監督。面白かったです!
「フッテージ」とは、編集されていない映像素材という意味だそうです。主人公のホラー小説家はネタ探しのために一家が首吊りした家に引っ越し、屋根裏部屋で8ミリを発見する。そこには何件もの一家殺害の様子が映っており、やがて主人公の一家も……てなストーリーなんですが、「リングっぽいねー」という意見をきいて、なるほどと思いました。確かに映像を媒体にして死が連鎖していくというのもソレっぽいし、不気味で不安感をあおる音楽とか事件の謎解き要素とか、演出もリングっぽい雰囲気がありました。
よくあるといえばよくあるストーリーではあるんですが、すっきりまとまっていてお話として面白かったです。あと過激なホラー描写はないんですが(時々音でビックリさせるシーンはあるけど)、8ミリという小道具と音響の関係で、全体的に不気味で気味悪い空気が流れていてそこもすごくよかった。
◆ボーン・アイデンティティ ★★★
エリジウムでマット・デイモンが好きになったので、彼目当てに観てみた映画(ミーハー)。若いなぁ。そして初見がエリジウムのハゲ(スキンヘッド)だったのでどうもツルツルのイメージがあったんですが、この映画だと普通に髪があって違和感が!というかむしろスキンヘッドのほうがイレギュラーだろうけど(笑)
ボーンシリーズは三部作らしいですが、その一作目だからか、アクションも少なくおとなしい印象を受けたかも。スパイものかと思ってたんですが、元スパイが雇い主から逃げ回るお話だったので意外でした。
とりあえず全シリーズ観ないとな~。
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それからものすごく今更なんですが、ブログトップに映画感想のネタバレについて書いておきました。劇場公開が終わったものはネタバレオープンなので、ご注意ください。
エリジウム観たときに予告でやってた、「47RONIN」が気になります。タイトルみたときはなんのこっちゃwと思ったけど、冬公開で47ってことは忠臣蔵ネタかな?そしてなによりも私の真田広之が……!!しかも髭の浪人姿だったのでわー楽しみ!
ちなみに主演はキアヌ・リーブスっぽいんですが、そうなると真田さんは悪役なのかな?
もうひとつ絶対観たいなーというのは、12月公開の「ウォーキング ウィズ ダイナソー」。全編CGの恐竜映画。恐竜は大好きです。「アース」みたいなドキュメンタリーでなくて、普通に物語っぽいからどんなのかなーと楽しみです。
あとはSAWの監督の「死霊館」も気になると言えばなるけど、SAWみたいなサスペンスじゃなくてオカルトホラーっぽいから劇場では観ないかな……というか私はこういう心霊系が苦手というのもあるし。そもそもスプラッタも苦手だし、ホラーはもともと得意でもないんですが。。。(笑)たまにスリルを求めて観たくなってしまう不思議。あとホラーに目覚めたのはやっぱりSAWの影響だなぁ。初ホラー(スリラー?)がSAWだというのはけっこう刺激が強すぎたような気もする(笑)