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広く浅く、インドア趣味です。映画、料理などごちゃまぜ日記。 映画感想は劇場公開が終わっているものはネタバレオープンなのでご注意ください。
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毛玉
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◆ファンタジー、サスペンス、ミステリー、和洋中の歴史・文化・芸術/ホラー開拓中
◆動物(モルモットなど丸いフォルムが特に好き)
◆料理は修行中
◆コショウ、ニンニク
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上野のターナー展に行って来ました。
とてもよかった!!風景画すごく綺麗。海外の絵だと風景画が好きです。ファンタジーの気分になれるというか、ヨーロッパに行った気分になれて!

若い頃の作品は細かく描き込まれていたのに、晩年になると大味ふうというか、抽象画みたいになっていって不思議でした。突き詰めるとそっちにいってしまうのだろうか。
あと実際の風景ばかりを描いていたわけではないらしく、絵の一部分は架空の表現もあったみたいで意外でした(現実とは天気が違ってたり景観が微妙に違ってたり)。その画家本人の頭にある一番素晴らしい風景が描かれているんだなあ……。
ターナーは自然の崇高さも描こうとしていたらしく、迫力あるものもいっぱいありました。人間が小さく描き込まれている絵も多くて、その対比で自然がより壮大に見える感じでした。
ベネチアの絵もあったので、イタリア行きたい熱がまた盛り返してきた(笑)あーヨーロッパ行きたいなあ。

マウスパッド買いました。帆船とか海が好きなので、とても燃えな絵のひとつでした。今のパソコンデスクにちょうど良いサイズ!


今まで国芳の猫のマウスパッドを使ってたのですが、だいぶ痛んできたので交代!

使い道もないし捨てるか…と思ってたんですが、長く使ってて気に入ってたし、もったいなくなったので適当な空いた場所に結局置いた。どうしても物が捨てられない…

あと行った展示のチラシも集めてるんですが、時々眺めてはニヤニヤ思い出に浸ってます(笑)けっこうたまってきたなあ。


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三井記念美術館の大妖怪展に行ってきました。ボリュームは少なめだったけど、空いてたしゆっくり観れてよかった。
この間横浜の展示で観たのもポツポツあったなあ。横浜のは幽霊が多かったけど今回のは妖怪特化でした。ツクモガミの絵巻が楽しかったな。同じ構図というか型を使っているんだけど作者とか時代によってタッチが違っていておもしろい。当時どんな道具が日常的に使われていたのかもわかりますね。とりあえずなんでも妖怪にしとけ的な空気もあってかわいい。
水木しげるの原画も展示されてました。ものすごい細かく描き込まれてるんですねー!古い日本の風景の暗さとかおどろおどろしさも描かれていて、妖怪と合わさって臨場感がある感じ。

妖怪は関係ないけど、売店にあった鍬形蕙斎の動物略図の豆本がめっちゃ可愛かった!この人の展示いつかやらないかなあ。


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横浜そごうの幽霊と妖怪画展にいってきました。

もともと古典全般が好きなんですが、中でも江戸、更に妖怪画が大好きなのでとても面白かった。
最近ホラー映画をよく観るので、日本と外国(西洋)との幽霊・化物感の違いを考えると面白いなあと思った。日本で霊と言ったら円山応挙の女の幽霊画のように、足がなく透き通った霊魂のような姿が一般的なのに、西洋ではそういうもやっとした幽霊ってあんまり見ない気がするなあ。とりあえずなんでもゾンビが出てくる。土葬と火葬の違いなのかなとも思ったけど、日本も火葬になったのはわりと最近らしいので、なんで日本は死体が蘇ってゾンビにならないのかなーと不思議です。
そういう視点でホラー映画を観ても面白いかもと思った。
あと、貞子は日本の幽霊の基本を踏襲した姿なんだねと友達が言っていて、なるほどなーと思った。貞子の白装束で長い黒髪は円山応挙の幽霊画そのものだし、井戸から出てくるのもお菊さんの幽霊と同じシチュエーションですよね。しっかり基本を抑えてたんですね〜。面白い。

展示は意外にボリュームがあり、見応えがあった。どっちかというと幽霊がメインで、妖怪は少なめだったかな?
あと、YKI48総選挙とかいう、48種類の化物の中から推しメンを投票するという企画があった(笑)
YKIってなんの略だ…て思ったら、YOUKAIか(笑)

そのあとはぶらぶらしたりお茶したりで、ずっとしゃべり続けていた(笑)
ここ最近ちょっと鬱々としてたり不眠だったりと不調気味だったんですが、久しぶりに友達と会ったら元気になりました。
展示も5月の貴婦人と一角獣展以来だから、久しぶりだったなあ。やっぱり楽しいです。次は10月のミュシャ展に行きたいなあ。


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◆リヒテンシュタイン展
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国立新美術館のリヒテンシュタイン展に行ってきました。
このチラシが、子どもにドヤ顔で富を主張されているようで気になっていた。
リヒテンシュタインのことはまったく知らなかったです。オーストリアの侯爵家で、家訓が秘宝の収集というほど芸術に関する意識が高かったとか。
迫力のある大きな絵が多くて、そのどれもが素晴らしく写実的で触れそうなほどでした。周りで「3Dみたい」という呟きを二回ほど聞きました。それぐらい立体的で緻密!
西洋画は徹底的に写実的で肉感的な感じですよね。女性の肌の質感とかも、マシュマロみたいにきめ細かい。チラシに載ってたこの女の子のほっぺたもスベスベぷにぷに。

「夏の離宮」を再現した部屋に飾られていた天井画が一番印象的でした。
天井画というのを意識しているのか、どれも下から見上げるような構図で描かれていたので迫力があるし、臨場感があるような気がします。

あとは台座に載ったシカの杯。ぜんまい仕掛けでテーブルの上を動きます。
自分の席にやってきたこの飲みにくい杯でいかにこぼさずうまく飲むかという趣向で宴席は大いに盛り上がったようですが、金持ちって暇だな……と思ったエピソードのひとつ(笑)

◆お伽草子展
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国立新美術館からミッドタウンを通って六本木駅から帰るか~と思って歩いてたらこんなチラシを見つけて、おおっと思って突発的に入ってきました!
色んなお話が紹介されていて面白かった!
まるで子どもの落書きのような絵とかもあって面白い。あとリヒテンシュタインを観た直後だったので、西洋と日本の違いがありありとわかってそれも興味深いです。
日本の、特に絵巻物などはすごく漫画的ですね。まず絵のタッチ。顔もさらっと描いたようなあっさり風味だし(日本人の顔だからだろうけど)、動作も漫画チックでユーモラスです。あとは構図もですよね。ひとつの絵の中で、漫画がページを変えるように場面展開されていたりするのが面白い。

鼠と雀と百鬼夜行が可愛かった!日本文学のこういうチマチマした動物とか妖怪が大好きです。
あと煩悩の塊のような、どうしようもない老僧の話も好き(笑)若い娘に一目ぼれして、その両親が寝ている間に耳元で長い竹筒を使って「(自分を)娘の婿にしなさい」とかいう偽の託宣をしたりだとか。もう本当にどうしようもない。


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