ターミネーターを観ました。
子どもの頃に観たきりだったので、大人になったいま改めて観るとちょっと新鮮。
◆ターミネーター1
シュワちゃんがすごく若くて、登場シーンのマッパ姿なんてムチムチのピチピチで顔も小僧みたいに若くてすごいウホ!みたいな感じでした。
ボディビル出身だったんですね。知らなかった。悪役として登場したのに、シュワちゃんはこの作品で有名になったというのも不思議ですね。「I'll be back」も1作目では別に重要シーンのセリフとかでもなかったのに、2作目でも使われるトレードマークになったのも不思議。
終盤は肉体を焼かれて金属の骨格だけの姿になるのですが、歩いているシーンとかが合成丸出しですごくたどたどしくて逆に微笑ましい。
でも当時としてはすごく頑張った特殊効果だったんでしょうね。
あとジョン・コナーの父親は未来から派遣されてきたカイル・リースだったわけですが、タイムパラドックス的になんか悩むところですね。カイルは派遣されるまではまだサラと出会っていない訳で、そうするとジョンが生まれているはずもないのですが、未来の世界ではその生まれていないジョンによってカイルの派遣が決まるわけで……と考えると分からなくなってきます。並行世界なんでしょうか。
◆ターミネーター2
最高に面白かった!!
シュワちゃんが味方になって守ってくれるというのも最高に燃えるし、敵役のターミネーターの無敵ぶりもいいです!
1の時点で十分強くて手ごわかったT-800(シュワちゃん)よりも更に新しい型で強いというT-1000。本体が液体金属だから色んなものに変身したり狭いところからすり抜けることも出来て、飴みたいにグニャグニャに歪んだりするシーンなどは子ども心に印象に残っていました。あと手がナイフになるのも怖いですね。
役者さんの演技もよくて、あの無表情で爬虫類みたいな顔が陸上走りで追いかけてくるのは相当インパクトがあります。
そしてT-800とジョンとの友情がとてもグッときます。T-800に人間らしいことを教えようとするジョンが可愛いし、それを実践するT-800も可愛いです。見た目は父子なんだけど、ジョンがT-800のことを同年代か年下の友達みたいに扱ってる風なのがとても微笑ましいです。
なのでラストシーンは寂しいですね。。。自ら溶鉱炉に降りていくシュワちゃんが最高に健気でかっこいい。
もともと私はロボットものが好きなんですが(トランスフォーマー、リアルスティール、アイアンマンなど)、ロボットと少年の交流ものってやっぱり好きだなぁ。。。としみじみ実感しました。
ターミネーターってこんなに面白かったのか、と再発見でした。
◆エイリアン3
2でせっかく生き残っていた人々が全滅していたのがショックでした。2での頑張りが全否定じゃないの……という……。
2が好きなので余計にショックが大きいです。
3は3で面白いとは思ったんですが、エイリアンを怖いとはあまり感じなかったなぁ。1と2では逃げ場のない閉鎖空間で迫りくる恐怖!みたいなのがあった気がするんですが、3ではそういう緊迫感があまりなかった。単に自分がエイリアン慣れしただけかもしれませんが。
あとキャラクターが全員坊主の男性だったので、結局最後まで見分けがあまりつかなかったのが痛い!
思わせぶりに出てきた医者がアッサリ死んでしまって、リプリー以外の唯一の生存者が(飽くまで私の中で)顔と名前の一致していなかったモースだったというのもなんだか拍子抜けでした。おまえが生き残るのかよ!!誰だよ!!という。
今回のエイリアンは四足歩行で足が速いのかと思いきや、ラストシーンの追っかけっこでは普通に逃げ切れている人がいたので、足の速さそんな変わらないのか??という疑問も浮かびました。
そして鉛をぶっかけるために追い詰めた場所も普通に天井が抜けていて、簡単に逃げ出せちゃうじゃないの!とツッコミ。
3も子どもの頃に観たことがあったらしく、所々覚えているシーンもありました。
4はまったくの未見なんですが、母曰く「人間とエイリアンが合体していて気持ち悪い」とのことだったので、グロ描写があまり得意でない私が観ても平気かどうか悩み中です。